ニキビ跡の凹みを治す方法

このコーナーではニキビ跡の「凹み」について取り上げたいと思います。
ニキビ跡の凹みを改善する方法は色々ありますが結局
１．ピーリングで皮膚を削る（溶かす）
２．真皮の繊維芽細胞を刺激してコラーゲンの生成促進
の2つに大別されると思います。（ＦＧＦ・縫合は除きます。）


● はじめに

・ニキビ跡と皮膚の構造の基礎知識（重要）

● 自宅で出来るニキビケア

・ビタミンC誘導体のイオン導入

ビタミンC誘導体のイオン導入とは、ニキビの発生や凹みに効果を発揮するビタミンC誘導体の美容液を専用の美容器具を 使い浸透率を高めるスキンケア法です。

レチノインはビタミンA(レチノール)の誘導体でシワ、ニキビの治療薬として 米国のFDA（日本の厚生労働省にあたる機関）の認可を受けているニキビ治療に広く使われている医薬品です。

CP（Copper Peptides）とは銅ペプチドの事で、肌質を改善し、 過剰な皮脂を抑制、コラーゲンの生成を促す等の 効果によりニキビ跡の凹み改善する効果があります。

ニキビの原因になると言われている顔ダニ駆除の薬。

TCA（Trichloroacetic Acid「トリクロロ酢酸」）とはピーリングに使われる薬品で 肌の表面の角質層を取り除く（溶かす）ことによってニキビの出来にくい肌にしたり、 真皮の繊維芽細胞を刺激してニキビ跡を改善させる効果があると言われています。

サンドペーパー法とは、専用の機械を使って皮膚の表面を削ることによってニキビ跡の凸凹を改善する治療法です。

Co2レーザーは皮膚の水分を熱に変換し、一定の厚さで皮膚を焼いていくレーザーでニキビ跡の改善に用いられます。

クールタッチとは表皮を損傷することなく真皮上層の繊維芽細胞を刺激してコラーゲンの生成を促進し、シワやニキビ跡の凹みを改善するレーザー治療です。

「Ｖビームレーザー」は赤い色素に反応するレーザーで、ニキビ跡の赤みや、アザや血管拡張、赤ら顔などの赤い色素系病変の治療に用いられるレーザーです。

フォトフェイシャルは表皮にダメージを与えることなく 温熱効果により真皮のコラーゲンの生成を促進するシミ、しわ、たるみ、赤アザ、ニキビ跡などに広く効果を発揮します。

スムースビームは真皮上層に熱エネルギーを集め、皮脂腺と細菌を破壊するのでニキビが出来にくい肌になります。

フラクセルレーザーは表皮から真皮上層にミクロ単位のレーザーを１cm2あたり2000ショット照射しニキビ跡を改善するレーザーです。

切開・縫合手術とは、ニキビ跡の凹みをクボミごと切除してその後、縫合することで凹みを平らにするというニキビ跡の改善法です。

「ＦＧＦ治療」とはニキビ跡の凹み部分に細胞を増殖させるＦＧＦ （Fibroblast Growth Factor 線維芽細胞増殖因子） を注射することで、ニキビの凹みを盛り上げさせて凹みを改善させる治療法です。

培養表皮移植とは、患者の耳やわきなどの目立たない場所から皮膚を採取した後に培養し、ニキビ跡の凹みの目立つ場所をレーザーで削り、培養した表皮を削った跡に移植するという手術です。