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ニキビ跡基礎知識
皮膚の構造を図にして要点を説明します。
皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の三層に分けられます。
一番上が「表皮」
その下が「真皮」
一番下が「皮下組織」です。
● 表皮
とは・・・表皮は皮膚の一番外側で異物や細菌の身体への進入を防ぎます。
擦りむいたりしてペロンと剥がれてしまうのがこの表皮ですね。
表皮は爪や髪のように死んだ細胞で出来ており、28日周期で
ターンオーバーして入れ替わっていきます。
表皮の厚さは体の部位によって違いますが、厚さは約0.2ミリです。
● 真皮とは・・・真皮とは表皮の下にあり、線維組織と弾性組織で出来ています。
部位によって異なりますがその厚さは約2mm。重にタンパク質のコラーゲンとフィブリンで出来ていて
毛包、皮脂腺、汗腺などは真皮にあります。
ニキビのダメージにより真皮まで傷つけてしまうとその傷の回復は難しく
一生跡が残ることもあります。
ニキビ跡の治療等で削れるのはこの真皮の半分の1mmまでですが、医師がニキビ治療で
行う施術は安全な0.3mmまでです。
● 皮下組織とは・・・厚さ4〜9mmで皮下組織は真皮の下にあり、脂肪を蓄え身体を
暑さ、寒さから守ります。脂肪層は人体のエネルギー貯蔵の場所になります。
皮膚の構造は以上のようになります。
ポイントは
● 真皮にまで達したニキビ跡の凹みは回復困難
ということです。
私も含めてニキビ跡の凹みに悩む人にはショックな情報ですが
イオン導入やピーリング等でコラーゲンの生成を促進したり、 レーザーで
凹みの角を削る等の対処で改善の余地があります。
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